第42話
新しい実験とか言われて。
なんでもプラグスーツの補助無しに直接ハーモニクスを行うんだとかなんだとか。
はっきりいってどういう事なのかよく分からなかったんだけれど。
実際のところ、僕はエヴァの動く仕組みだとか、シンクロっていうのはどういうものだとか。
そういうことにはあまり興味はなくて。
まぁ、聞いてもわからないだろうなっていうのもあるんだけれど。
動けばいいやって思ってるから。
最初の頃落ちてたシンクロ率も最近戻ってきてるし。
なんとなく分かってきたんだよね。
エヴァにゆだねるような感じ。
動かすんじゃなくて、動いてもらうというか。
言葉にするのは少し難しいんだけど。
とにかく、操縦する、って気持ちだとたいしてシンクロ率は上がらない。
いくら頑張ってもね。
そこらへんに気付いてからは、シンクロ率が上がってきたんだよね。
それでも前の世界での最後の頃には届いてないんだけど。
そう考えると、その数値さえも超えてる今のアスカのシンクロ率はなんなんだろうって疑問も浮かんだりする。
前の世界ではアスカのシンクロ率は下がる一方だったわけだし。
・・・まぁ、サードインパクトの直前は弐号機に乗って戦ってたんだっけ。
なら少しは回復したのかもしれないけれど。
でもここまで上がるっていうのは気になるし。
で、もしもアスカが僕の知ってるアスカじゃないとしたらそれはそれで不思議だしね。
なんにしても、シンクロ率が原因でアスカから敵視されるってことがない分気楽なんだけどさ。
で、そんなこんなで実験が始まったんだけどさ。
やっぱり、裸って問題があるよなぁって。
となりのブースでアスカがぶつぶつ言ってるし。
ブースっていっても完全に分かれてるわけじゃないから。
見ようと思えば見えるんだよね。
せめて男女別にしといてくれればよかったのにさ。
そういうのに興味がないって言ったら嘘になるんだろうけど。
綾波とアスカをそういう対象って考えるのは今の僕には・・・ね。
だったら分けてもらっといた方がごたごたが少なくなるのにな。
そんなことを考えながらも実験は進んで。
模擬体とかいうのに入って。
まぁエントリープラグは使ってるわけで、その辺の違和感はないんだけど。
シンクロへの違和感って言うのはあった。
なんか膜が張られてる感じで。
そこらへんは直接にシンクロしてないせいなんだろうな。
確か、この実験の時に使徒が来たんだよな。
ま、今回の使徒は僕には手の出しようがない相手だから。
リツコさんが頑張ってくれるのを期待するしかないんだよね。
ある意味気楽だけれど。
不安でもある。
前回が大丈夫だったんだから今回も大丈夫なんだって信じよう。
どうしようもないんだから。
なんてことを考えてるうちに使徒が来て。
いや、侵食って言うのかな。
とにかく。
僕らのプラグは射出されて。
どこかの湖にぷかぷか浮くことになったわけで。
ホントにどうしようもない状況だよなって。
僕のほうはそんな諦めの境地に達してたんだけど。
アスカはそうじゃないらしく。
なんか必死に通信してるんだよね。
戻ってどうしようっていうんだかって感じだけれど。
そうしないではいられないのかもね。
実際、下の方からの通信聞いてるとだいぶ切迫した事態になってるみたいだしさ。
けど、だったらなおさらに現状で役に立たない僕らのことなんてほって置かれるんだろうなぁ。
それどころじゃないんだろうし。
とか思ってたら僕のほうに矛先が回ってきた。
「サード、アンタもなんか言ってやんなさいよっ。」
「なんかって言われてもさ・・・」
「こんなとこでボーっとしてたってしょうがないでしょうが。」
いらいらと。
やっぱアスカはこうしてるほうが「らしい」のかもね。
「戻って何ができるのさ?」
穏やかにそう返すと、さすがに詰まったみたいだった。
「なにって・・・」
「エヴァに乗ってなきゃ、僕にできることなんてないからね。」
「だからって・・・」
「なにもしないのは間違ってるのかもしれないけどさ。今、どうしようもないのは事実だろ?」
「それはそうだけど。」
アスカって基本的に素直なんだよね。
単に冷静に返されるのに弱いだけかもしれないけど。
こうやって適当に説得しようと思ったら。
「・・・わたしも碇君の意見に賛成。」
ってぽそっと綾波が口を挟んできて。
それがアスカの機嫌をさかなでしたらしく。
なだめるのに苦労する羽目になった。
おかげでカタが着くまで引きとめることができたんだけど。
前も思ったんだけど、どうして綾波ってアスカの機嫌を悪くするようなことばかり言うんだろう・・・
なんでもプラグスーツの補助無しに直接ハーモニクスを行うんだとかなんだとか。
はっきりいってどういう事なのかよく分からなかったんだけれど。
実際のところ、僕はエヴァの動く仕組みだとか、シンクロっていうのはどういうものだとか。
そういうことにはあまり興味はなくて。
まぁ、聞いてもわからないだろうなっていうのもあるんだけれど。
動けばいいやって思ってるから。
最初の頃落ちてたシンクロ率も最近戻ってきてるし。
なんとなく分かってきたんだよね。
エヴァにゆだねるような感じ。
動かすんじゃなくて、動いてもらうというか。
言葉にするのは少し難しいんだけど。
とにかく、操縦する、って気持ちだとたいしてシンクロ率は上がらない。
いくら頑張ってもね。
そこらへんに気付いてからは、シンクロ率が上がってきたんだよね。
それでも前の世界での最後の頃には届いてないんだけど。
そう考えると、その数値さえも超えてる今のアスカのシンクロ率はなんなんだろうって疑問も浮かんだりする。
前の世界ではアスカのシンクロ率は下がる一方だったわけだし。
・・・まぁ、サードインパクトの直前は弐号機に乗って戦ってたんだっけ。
なら少しは回復したのかもしれないけれど。
でもここまで上がるっていうのは気になるし。
で、もしもアスカが僕の知ってるアスカじゃないとしたらそれはそれで不思議だしね。
なんにしても、シンクロ率が原因でアスカから敵視されるってことがない分気楽なんだけどさ。
で、そんなこんなで実験が始まったんだけどさ。
やっぱり、裸って問題があるよなぁって。
となりのブースでアスカがぶつぶつ言ってるし。
ブースっていっても完全に分かれてるわけじゃないから。
見ようと思えば見えるんだよね。
せめて男女別にしといてくれればよかったのにさ。
そういうのに興味がないって言ったら嘘になるんだろうけど。
綾波とアスカをそういう対象って考えるのは今の僕には・・・ね。
だったら分けてもらっといた方がごたごたが少なくなるのにな。
そんなことを考えながらも実験は進んで。
模擬体とかいうのに入って。
まぁエントリープラグは使ってるわけで、その辺の違和感はないんだけど。
シンクロへの違和感って言うのはあった。
なんか膜が張られてる感じで。
そこらへんは直接にシンクロしてないせいなんだろうな。
確か、この実験の時に使徒が来たんだよな。
ま、今回の使徒は僕には手の出しようがない相手だから。
リツコさんが頑張ってくれるのを期待するしかないんだよね。
ある意味気楽だけれど。
不安でもある。
前回が大丈夫だったんだから今回も大丈夫なんだって信じよう。
どうしようもないんだから。
なんてことを考えてるうちに使徒が来て。
いや、侵食って言うのかな。
とにかく。
僕らのプラグは射出されて。
どこかの湖にぷかぷか浮くことになったわけで。
ホントにどうしようもない状況だよなって。
僕のほうはそんな諦めの境地に達してたんだけど。
アスカはそうじゃないらしく。
なんか必死に通信してるんだよね。
戻ってどうしようっていうんだかって感じだけれど。
そうしないではいられないのかもね。
実際、下の方からの通信聞いてるとだいぶ切迫した事態になってるみたいだしさ。
けど、だったらなおさらに現状で役に立たない僕らのことなんてほって置かれるんだろうなぁ。
それどころじゃないんだろうし。
とか思ってたら僕のほうに矛先が回ってきた。
「サード、アンタもなんか言ってやんなさいよっ。」
「なんかって言われてもさ・・・」
「こんなとこでボーっとしてたってしょうがないでしょうが。」
いらいらと。
やっぱアスカはこうしてるほうが「らしい」のかもね。
「戻って何ができるのさ?」
穏やかにそう返すと、さすがに詰まったみたいだった。
「なにって・・・」
「エヴァに乗ってなきゃ、僕にできることなんてないからね。」
「だからって・・・」
「なにもしないのは間違ってるのかもしれないけどさ。今、どうしようもないのは事実だろ?」
「それはそうだけど。」
アスカって基本的に素直なんだよね。
単に冷静に返されるのに弱いだけかもしれないけど。
こうやって適当に説得しようと思ったら。
「・・・わたしも碇君の意見に賛成。」
ってぽそっと綾波が口を挟んできて。
それがアスカの機嫌をさかなでしたらしく。
なだめるのに苦労する羽目になった。
おかげでカタが着くまで引きとめることができたんだけど。
前も思ったんだけど、どうして綾波ってアスカの機嫌を悪くするようなことばかり言うんだろう・・・